key-valueストアとは
key-valueストアとは、キーと値の組み合わせを書き込み、キーを指定することで値を読み出せるデータベース管理ソフトウェア。
key-valueストアの強み
一般的に、次の特徴がある。- 高い性能
- 高いスケーラビリティ
- 高い可用性(含耐故障性)
key-valueストアが割り切っていること
- シンプルな問い合わせ方法(問い合わせ方法がキー1つの指定)
- 細かい単位に限られたatomic(不可分)な読み書き。
つまり、楽観的(optimistic)なトランザクション処理。
多くのkey-alueストアは、CAS(compare-and-swap)という条件付き更新要求を受け付ける - 複製間のゆるい整合性
多くのkey-valueストアでは整合性モデル(consistency model)でいうeventual consistencyというところまで緩めている。
つまり、どの複製を読むかによっては更新前の値が読み出されるのを許容、しかし、「いつかは必ず(eventualy)」更新後のデータは全ての複製に伝わる
key-valueストアの使いどころ
上記の強みを活かせ、割り切った点に目を瞑れる場合というコト。各種key-valueストア
- Flare
開発者:藤本真樹(twitter) - kumofs
開発者:古橋貞之(twitter) - ROMA
開発者:西澤無我(Facebook) - Tokyo Cabiet/Tokyo Tyrant
開発者:平林幹雄(twitter) - Coherence
開発者:Oracle - Dynamo
開発者:Amazon 社内で利用
これについてのブログがありました(「Dynamo: Amazon's Highly Available Key-value Store」のまとめ | Akito's IT技術 メモ) - Kai
開発者:OSS - AppFabric
Microsoft社の商品 - Voldemort
開発者:LinkedIn社発のOSS - WebSphere eXtreme Scale
開発者:IBM社の商品
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