Tizenとは
日経 Linux (リナックス) 2012年 03月号に載っていたのをそのまま抜粋すると、Tizenは、The Linux Foundationが主体となって携帯電話やチップ関連のベンダーが開発を進めているLinuxディストリビューション
とのコトです。
TechCrunch JapanにもSamsungとIntelが組んでLinuxベースの新OS Tizenを開発というエントリがあります。
このエントリの目次
1.SDKのインストール2.エミュレータの実行
1.SDKのインストール
Installing the Tizen SDK | Tizen Developersに手順が載っていて、前提条件なども記載されてます。Ubuntu 10.04/10.10/11.04 32-bit (Windows and Mac version will be available soon)と書かれていて、僕の環境はUbuntu 11.10 でかつ 1.66 GHz(Dual Core)ですが、無視!してとりあえず入れようと思います。
At least dual-core 2 GHz CPU (recommend VTx supported by CPU)
まず、Tizen SDK | Tizen Developersにいき、ページ下部のtizen_sdk.binをダウンロードします。
僕の場合、数秒でダウンロード完了しました。
で、tizen_sdk.binを適当なディレクトリにうつし、手順に記載されている通り、下記のコマンドを実行します。
$ chmod +x tizen_sdk.bin $ ./tizen_sdk.bin
すると失敗して下記エラーが出ました。
If you want to install TIZEN-SDK, you must install "binutils-multiarch" "realpath" "libsdl-gfx1.2-4" package(s)
なのでその通りにインストールを試みる。
$ sudo apt-get install binutils-multiarch realpath libsdl-gfx1.2-4
パッケージリストを読み込んでいます... 完了 略 libc-bin のトリガを処理しています ... ldconfig deferred processing now taking place
無事に完了したようですので、改めてコマンドを実行します。
$ ./tizen_sdk.bin (略) Unpacking ....... OK Checksumming ....... OK Installing ....... OK Done. ============================
すると、暫くして以下のようなウィンドウが出てきます。
「Next」を押すと、
上のような利用許諾契約画面が出るので、「同意する」にチェックを入れて「Next」を押します。
すると、
インストールする項目を選ぶっぽい画面が出てきますが、デフォルトで全部チェックが入っているのでそのまま「Next」を押します。
上の画面が出てくるので、インストールするパスを入れ、「Install」を押します。
インストールが始まりました。
僕の場合50分弱かかったので気長に待ちました。
これでインストールが完了しました!
「Close」を押して終了します。
2.エミュレータの実行
それでは、エミュレータを実行してどんな感じか見てみます。以下のように、「Applications Menu」から「Emulator Manager」をクリックします。
すると、以下のような画面が出ます。
AndroidのAVD Manager的なものでしょうか。
右下の「Start」を押します。
20秒くらい待つと、起動しました!
最初に言語選択画面が表示されます。
「日本語」がないので「English」を選択して「Next」を押します。
Keyboardを選択する画面が出ました。
よく分からないので「Next」を押します。
日付と時間についての設定画面です。
お好みの設定をして「Done」を押します。
ホーム画面が表示されました!キター!!
ブラウザでYahoo! JAPAN を表示してみましょう。
ブラウザを起動してアドレスバーに「http://www.yahoo.co.jp/」と入力してみます(僕のキーボードではコロンの入力が「Shift + ;」になってました)。
日本語全滅ワロタ。
軽く触ってみての感想ですが、Androidのエミュレータよりもはるかにヌルヌル動きます。
すごい!
あとは適当にいじって色々見てみて下さい!
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