本当に簡単にできました
「Ubuntu?あれだよ、Linuxだよね!」レベルの僕でも簡単にできました。
このエントリーの目次
1. DotCloudとは2. まずはDotCloudにサインアップ
3. DotCloudの開発環境を整える
4. DotCloudでHello Worldを作成してみる
5. Hello Worldサービスを公開、Webで確認してみる
6. もし403 Forbiddenと表示されたら。。
7. まとめ
1. DotCloudとは
Paasです。2サービスまでは無料のようです。
詳しくは以下のエントリーなどから(手抜き)
1. プログラミング言語やデータベースが選べる新世代PaaS「DotCloud」が正式サービス開始 | Publickey
2. PythonでWebアプリつくるのにDotCloudに登録しない手はない | YAMAGUCHI::weblog
3. DotCloudは開発者のための優良なプラットフォーム | ゆーすけべー日記
2. まずはDotCloudにサインアップ
という訳で、まずはDotCloudにアクセスし、サインアップします。3. DotCloudの開発環境を整える
DotCloudのチュートリアルに従って。ターミナルにて。
dotcloud環境をインストールするにはeasy_installが必要なので、まずそれをインストールします。
$ sudo apt-get install python-setuptools
続いてチュートリアルに従ってdotcloudをインストールします。
$ sudo easy_install pip && sudo pip install dotcloud
インストール完了したら、まずdotcloudコマンドを実行してAPI Keyを入力します。
$ dotcloud Enter your api key (You can find it at http://www.dotcloud.com/account/settings):API KeyはDotCloudのsettingsページから確認できます。
これで環境が構築できました。
4. DotCloudでHello Worldを作成してみる
まずは、これから作るHello Worldサービスに対してdotcloudにおける名前空間を設定します。$ dotcloud create helloworld
こんなふうに表示されれば成功。
Created application "helloworld"
次にHelloWorld用のディレクトリを適当に作成します。
僕は例えば以下のように作成しました。
~/work/dotcloud/helloworld/
(設定した名前空間と同じ「helloworld」でディレクトリ作ってますが、本来は一致させる必要はありません)
以降はこのhelloworldディレクトリで作業をし、ここにプログラムなどを配置していきます。
今回作るHello Worldサービスは、最終的には以下のようなファイル構成になります。
$ tree ~/work/dotcloud/helloworld/ ~/work/dotcloud/helloworld/ ├── dotcloud.yml └── index.php
それでは、簡単なindex.phpを作成します。
<?php echo 'hello world! ';
次にdotcloud.ymlです。
これはHello Worldサービスンについての設定ファイルで、このファイル名にしないといけないようです。
以下の記述をします(インデントを表すために全角スペースにしてますが、半角スペースにしてください)。
www: type: php
これでHello Worldサービスの作成が完了しました。
次はいよいよリリースです。
5. Hello Worldサービスを公開、Webで確認してみる
リリースもコマンド一発で簡単にできます。まずは、念の為カレントディレクトリを確認。
~/work/dotcloud/helloworld/
ではリリースです。
コマンドは以下。
$ dotcloud push helloworld .
僕の場合、リリース完了まで10秒くらいかかりました。
ターミナルの表示を見てると、sshで接続してrsyncしてbuildして〜みたいなコトが行われています。
最終的には以下の表示がされれば完了です!
「このサービスは以下のURLで見れるよー」って書かれてますね。
The build finished successfully
2011-09-04 16:01:55 [api] Deploy finished
Deployment finished. Your application is available at the following URLs
www: http://helloworld-<username>.dotcloud.com/
<username>の前の「helloworld」は、設定した名前空間と一致します。
という訳で、実際にHello Worldのページを確認してみてください。
ちなみに、以下のコマンドを打つとURLが確認できます。
$ dotcloud url helloworld
「index.php」だとドメインだけでアクセスできるのかな??
ちなみに、index.phpと同時にhoge.phpを作成したとき、hoge.phpへのアクセスは
「http://helloworld-<username>.dotcloud.com/hoge.php」
でできます。
6. もし403 Forbiddenと表示されたら。。
ファイル構成などが間違っている可能性があります。僕も一回403になりました。
繰り返しになりますが、今回の例では以下のファイル構成にして
$ tree ~/work/dotcloud/helloworld/ ~/work/dotcloud/helloworld/ ├── dotcloud.yml └── index.php
以下のディレクトリにて
~/work/dotcloud/helloworld/
以下のコマンドでリリースしています。
$ dotcloud push helloworld
7. まとめ
という訳で、簡単にですがまずはとにかくHello Worldを試してみました。環境構築がかなり苦手な僕ですが、それでも非常に簡単にできました。
すごい!
DotCloudを試した理由はNode.jsが動くからです。
これで何か作ってみたいなーと。
個人的に勉強中のErlangもalphaになっているけど、一応使えるのかな。。?
ちなみに、DotCloudのPHPは、Apacheではなくnginxで動いているようです(nginxのWikipedia)。
何それおいしいの。。。
以上です。
繰り返しになりますが、本当に簡単なのでサクッと試してみてはいかがでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿