Code Kataの翻訳をして行こうと思います
前の記事で紹介した
Code Kataですが、(勿論)英語で書かれています。やってみようにも問題が分からずやる気を削がれるので、まずは翻訳してみようと思い立ちました。
1つの記事で、1つのKataを翻訳していきます。
間違いがあったらご指摘ください
久しぶりの翻訳なので、認識違いがあるかもしれません。
ご指摘よろしくお願いいたします。
それでは、「壱の型」を翻訳します。
Code Kata One - スーパーマーケットの価格設定
原文は
Code Kata One - Supermarket Pricingです。
この型はDFW Practioners(注
これかな?)のミーティングでの ある議論の中で出てきました。スーパーマーケットの商品に価格を設定すること…一見単純そうに見える問題です。
スーパーマーケットにあるいくつかの商品は単純な価格設定がされています。例えば豆なら0.65ドル、などです。しかし、複雑な価格設定の商品もあります。例えば…
- 3つで1ドル。(では、4つや5つ買った場合はどうなる?)
- 1ポンドで1.99ドル。(では、4オンス分(= 1/4ポンド分)買ったらどうなる?)
- 2つ買うと1つはタダになる(では、3つ買ったらどうなる?)
この型ではコーディングは必要ありません。この練習問題の目的は、お金と価格を表す様々なモデルについて試行することです。このモデルはこれらの(そして他の)価格体系を扱うのに十分柔軟な形です。また同時に、一般的によく使われています(精算時、在庫管理時、受注時、などなど)
以下の事柄について考えてみてください。
- 端数のお金は存在するのか?
- (やるとするならば)いつ価格の丸め込みをするのか?
- どのようにすれば価格決定の監査証跡を保持できるのか?(そもそも保持する必要があるのか?)
- コストと価格は同じものか?
- ある棚に100個の缶詰があり、それらが「2つ買えば1つタダ」という価格設定ならば、どのようにして在庫を評価するのか?
この型は小さい型ですが、注意が必要です。いくつかの問題は思ったよりも複雑です。主な選択肢を検討するのに2,3週間くらいはかけてもいいかもしれません。
目的
この型の目的は、モデル化の試行をゆるい形で練習することにあります。価格設定のパターンをできるだけたくさん探してください。そして、それぞれの長所と短所について考えてみてください。また、これらのモデルを検討するのに最良のテクニックはなんでしょうか?それらのモデルを記録・保持するのに最良のテクニックは?どうすればそのモデルが合理的であることを確認できますか?